Author:グラインダー673
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血管内治療は、血管の中に太さ2mm前後のカテーテルというチューブ状の治療器具を入れて、メスを使わないで病気を治療する方法です。カテーテルは、主に太ももの付け根や肘の内側、それに手首の動脈や静脈の血管から挿入されます。カテーテルは局所麻酔により挿入するので、ほとんど痛みがありません。
血管内治療のメリットは、「局所麻酔で治療が可能なので、全身麻酔が困難な高齢者などにも治療が可能」「治療を受ける人の身体的負担が軽い」「入院期間が比較的短期間ですむ」等です。一方、デメリットは、「病態によっては目的血管までカテーテルが届かず、治療が不可能であることもある」「長時間かかる治療の場合は、放射線被爆の問題から、皮膚の炎症や脱毛を引き起こす」「カテーテル操作中に脳梗塞や脳出血を来すことがあり、生命が危険となることがある」「比較的新しい治療法のため長期的な成績が不明である」等です。 血管内治療の実際について見てみましょう。くも膜下出血を引き起こす「脳動脈瘤」の治療法は、血管の中からカテーテルをこぶに誘導し、特殊な金属(コイル)を入れて破れないようにします。心筋に栄養を送っている血管がつまる「心筋梗塞」の血管内治療法は、カテーテルの先端に風船や金属の筒(ステント)を装着し、閉塞した血管まで送って血管を拡げます。 「がん」の血管内治療法は、ガンができた部分の細い血管の中にカテーテルを入れ、カテーテルの先から薬や血管を詰まらせ物質を注入して、ガンを縮小、消失させます。エコノミークラス症候群を起こす「静脈閉塞性疾患」の血管内治療法は、血栓で閉塞した血管内にカテーテルを送り込み、閉塞したところを薬で溶かしたあと、金属の筒(ステント)で血管を拡げて治療します。 |
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